母と子と猫と

崖っぷち母子家庭の楽しい日常

まさかの提案

はい、入社一ヶ月でやめたいと言い出した派遣社員

 

派遣先の会社が出した答えは……

なんと、業務委託という形式で仕事を続けてほしいということでした。

派遣元とも相談して、今後は派遣元と業務委託契約をしてもらい在宅で業務をしてもらうという内容で固まったと連絡を受けました。

 

え、いいの?

そんな、いいの?え??え???

 

週に何度かはミーティングや打ち合わせに参加してもらうけど

基本は在宅業務でいいとのこと。

 

私、よくわかってないけど

派遣会社って人材を派遣しててその人が働いてる期間だけお金もらえるんだよね?

でも、私が派遣先の業務委託になったらお金入らなくない???

って思ったんだけど、派遣会社の人すっごくいい人っていうか理解力があるっていうかよくわかんないけど、

「上長とも相談した結果、ずーもんさんの家庭時事情を顧みてもその方がいいと思ったんです」って言ってくれました。

 

というわけで、私は派遣元会社と派遣先会社の好意に甘えることに。

10月末までは出社してもらうけど11月からは在宅になっていいよってことになりました。

 

ライターチームの人も、私が在宅になることに対して不満は言わず、笑顔で受け入れてくれたのもすごく助かりました。

 

常駐ライターは難しい

入社して一ヶ月経った頃ぐらいから、もう辞めたくて辞めたくて……

 

娘が学校で「デブ」って言われてることとか

不必要な残業の日々とか色々悩むようになって

なんかもう私はやっぱり常駐に向いてないんだって思うようになって、派遣会社の担当者にも相談しました。

 

結果……更新しないことにしたんです。

最初の契約は2ヶ月の約束だったのでそれで更新を終わりにしてほしいと。

 

派遣の担当者は渋ってました。

そりゃそうだろうよ、あなたの気持ちは非常にわかる。

最初の更新でやめるような根性無しなんて迷惑そのものだよね。

うん、わかる。

 

でも、でもね、やっぱり常駐ライターである必要が感じられないし

毎日、毎日帰りが21時過ぎになるのも不安なのよ。

学校で友達がいるわけでもない娘が毎日21時過ぎまで母親の帰宅を待ってるのなんて

親としてはたまらなく心配なんです。

過保護なだけかもしれないですけど、何かあってからじゃ遅いし

私は不安だし心配でした。

 

ただ、やめたとこで次の仕事は決まってないしってのもあってね……

このときはすっごく悩みました。

 

とはいえ、占いライターの仕事に戻ることもできる状態だったので

しばらくはそれでいいやって思ってたんです。

 

それよりも今は娘のそばにいてやりたいっていう気持ちが勝ちまして……

 

友達はいないけど平気、お母さんの帰り遅くても平気

って娘は言うけど……本当に平気かどうかってわからなくないですか。

 

私だったら……って考えたとき、平気じゃありませんでした。

昼も一人、夜も一人。

11歳の子が。

 

平気な子もきっといるでしょう。

むしろ平気な子のほうが多いかもしれない。

が、子育ては多数決じゃねえんだ。

 

入社して一ヶ月でやめたいって言い出した私に、きっと派遣の担当者は相当頭を悩ませたことでしょう。

 

本当に申し訳ないと思いました。

リアルにこんなことあるのか……と思った話

娘が言葉の暴力を受けているというお話は以前、お話させていただいたと思います。

 

今回はちょっとエスカレートした内容を書こうかと。

 

クラスの男子A君とB君に罵られる日々。

それだけでも、なかなかキツイものがあったであろう娘に更なる追い打ちが。

 

なんと。

机の端に「死ね」と書かれていた……と。

しかも2回も。

 

おお、まじか。

そういうのってリアルにあることなの??と、なりました。

娘本人も、ショックよりも先に「まじか」となったらしいです。

 

それが起きたのが10月の頭。

その頃は転校して1ヶ月しか経っておらず、担任の先生にも言えずにいました。

私にも娘は言いませんでした。

 

で11月に入り、不登校気味になり始めた頃に担任にいったらしいんですよ。

陰口も言われるし、机に死ねって書かれたこともあったって。

 

したら。

したらですね、担任の先生やらかしてくれました。

六時間目が終わる直前。

 

「くらげ(娘の名前)の机に「死ね」って書いたやつがいるようだけど、今後はしないように」

 

はい、これで終わり。

え?????じゃない?????

え???????????でしょ????????

 

いやいやいやwwwww

え???まさかそれで解決しちゃったと思ってるの????

思考回路やばくないですか????

 

そもそも、「死ね」と書かれてたのは10月。

娘が先生に伝えたのが11月。

娘はその間もずっと言葉の暴力を受けている……にもかかわらず、その一言だけで話を終わりにした担任には不信感しか抱けませんでした。

 

リアルにもっとひどいことされてる人いると思います。

ニュースでいじめによって自殺してしまった子がされていたことを聞くと娘がうけてるいじめよりもひどいと思います……が、誰だって言葉の暴力や机に「死ね」って書かれてたら嫌じゃないですかね……

 

ただ、担任にどこまで望んでいいのかわからないんですよね。

いじめの解決って教師の業務範囲内なのかな。

 

いや、でもさ、なんだ、生徒からしたら頼れるのって担任くらいじゃないの。

解決してほしいって思っちゃうんじゃないの……??

 

まあ、わからんですけど。

私の中の担任の評価はガタ落ちな一件でした。

 

いじめはここから!

さて、前回の記事で「いじめはどこから」かの疑問にぶち当たりました。

 

その答えはこちら!

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/08/20/1400030_003.pdf

 

文部科学省からの発表されている「いじめ」の定義は

当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」

らしいです。

 

んー、曖昧。

まあ、本人が嫌だと感じた時点でそれはいじめなんだよね。きっと。

 

でも、これ、なんだろ。

極端な話するとさ、いじめてる側から「あいつの存在そのものが自分にとって精神的苦痛」って言われたら元も子もなくないですか。

理由は特にないけど「顔が生理的に無理」とかそういう理由で精神的苦痛を味わってる可能性もある。

 

曖昧なのはよくないね。

でもはっきりと定義づけできなよね。

難しい。

 

が、まぁ私は娘が言われていることを「いじめ」と判断しました。

だって泣いて学校に行きたくないっていうんだもん。

 

暴力もないし、かつあげもされてないけど

言葉の暴力だってあるんだよ。

 

たださー、なんだろ。言葉の暴力って言われた本人以外にとって

ダメージ全然なくないですか。

インパクトもないし、なんなら「そんなの誰でも言われる」とか「それぐらいじゃ、いじめにはならない」とか言い出す人までいそうで。

 

「あなたの見ている赤は私と同じ赤だろうか」

じゃないけど、言葉の暴力っていうのは本当に本人以外にはわからないと思うの。

「デブと同じ班とかまじ無理~別の班にいってくれないかなぁ」って言われた場合

「そんなこと言うやつと同じ班とかまじ無理~」って言える子もいれば

「はぁ!?うぜえ」って返せる子もいるし

「…………」ってなる子もいる。

そのときはヘラヘラしつつも傷ついてる子もいる。

 

難しいの。

だから「それぐらいで傷つくとか豆腐メンタルwww」とかさ「それぐらい乗り越えろ」とかは絶対言っちゃいけないと思うんだよね。

 

あと、言葉の暴力って録音以外に証拠ないじゃん。

例えば、同じクラスに味方がいてくれたとして。

そしたらその子が証言してくれる可能性もあるけど

娘には味方がいない。

いるのは、いじめるやつと、傍観者だけだから。

 

娘がいじめを受けているのはわかったものの、手が打てないよね。

なので、とりあえず行きたくないって日は休ませるようにしました。

いじめはどこから?

引っ越しをして2ヶ月ちょっと。

 

娘の学校での様子を書きたいと思います。

 

まず前提として、娘の通う小学校は小規模な学校です。

 娘の学年(5年生)は1クラス30人未満。

娘はアニメやゲームが大好き。

学校での過ごし方は読書かお絵かき。(これは転校前からです)

娘は平均より太っている。(ので、体育も大嫌い)

 

転校した当初は興味本位からか何人かの女子生徒が話しかけてきてくれていたそうです。

絵を書いてれば「それ、何書いてるの?」本を読んでれば「それ、どんな本?」

 

それに対して「これは〇〇(ゲームのキャラ)だよ」「△△っていう本だよ。読んでみる?」と返事をしていたらしいです。

そしてそれに対する返事は「あ~知らない」「いいや、読まない」等だったとのこと。

 

コミュニケーションはここで終わりますよね。

「知らない」って言ってる相手に対して「これはこういうゲームでね、このキャラはこういう性格で……」なんて話し続けたってうざいだけだし。

 

そんな感じで、娘は特別仲のいいお友達というものが作れずにいました。

クラスの女子たちは某韓流女性アイドルが大好きらしく、いつもその話題で盛り上がってるとのこと。

もちろん、オタクの娘はその話題には入っていけません。

1人で過ごすことに対しての抵抗はなかったようなので、友達はいないものの学校へ行っていました。

 

が、10月に入ったぐらいの頃から娘があまり学校へ行きたがらなくなりました。

(その前から体育のある日はやたら行きたがりませんでした。てっきり運動したくないからだと思ってた……)

 

聞いてみると、クラスの男子(主にA君とB君)に「デブ」と罵られていると。

詳細は聞きませんでした。

そういうことを誰かに言うのって、恥ずかしいし情けないじゃないですか。

(ましてや思春期に突入するような年齢の子が親に言うのって)

相手に言われて嫌だったことを、改めて自分の口で誰かに言わなきゃいけないのって

ニュアンスはちょっと違うかもしれませんが「セカンドレイプ」のようなものだと思うんです。

 

話が少しそれましたが……

「デブ」と罵られ、そこから派生してくんですよね。

体育で走るのが遅かったり、ハードルで失敗したら何か言われたり、笑われたり。

詳しく何を言われたのかは私は知りませんが、娘はそれが嫌だったようで体育を休むようになったんです。

 

で、体育を休んでるともちろん言われるんですよ。

「サボんなよ」って。

参加しても休んでも言われるっていうね。

じゃあどうしろっつーの。

 

そこからエスカレートしていきます。

体育の授業以外でも色々言うようになってきたんです。

A君とB君が。

 

ちなみに、このA君とB君はクラスメートではありますが、友達というわけではなくそれぞれ単独で娘に言っているようです。

男子って女子みたいにつるまないんですね。

 

そんなこんなで言葉の暴力を浴びせ続けられる日々。

周りはもちろんフォローをしません。

 

なんせ、転校してその当時はまだ1ヶ月。

娘はクラスの子のことなんてよくわからないし、クラスの子たちだって娘がどんな子なのか把握できていないですし、仲のいい子もいません。

同じクラスという関係性だけの他人を気に掛ける必要なんてないので、それは当然でしょう。

 

そりゃ、心優しい子が「なんでそんなこと言うの?」ってA君やB君に言ったり「大丈夫?気にしなくていいよ!」って娘に声をかけてくれたりしたらいいなぁとは思いますが、5年生でそこまで人間が完成してる子も少ないと思います。

 

そもそも「転校してきたばかりの娘」と「ずっと同じ学校で過ごしてきたA君とB君」

どちらかを選ぶなら大抵の子はA君とB君の方を選ぶでしょう。

 

ってなわけで、周りのフォローなんて期待してませんでした。

 

まあそれはいいとして。

 

娘が行きたがらなくなったものの、物を隠されてるわけでもなく、暴力を振るわれてるわけでもなく、かつあげされてるわけでもないので

「いじめ」と言っていいのか悩みました。

 

「いじめ」って、どこからなんでしょうね。

って調べたらでてきましたよ、「いじめ」の定義。

 

それについてはまた後日記述します。

常駐ライターの日々

入社して2週間経った頃。

 

25歳の上司と面談がありました。

内容は、入社して2週間経ちましたがどうですか?

仲のいい人は出来ましたか?といったようなこと。

 

はい、2週間です。

ぶっちゃけ、やめたくて仕方ない状態でしたw

 

仕事内容はまったく問題ないです。

ライターチームの人も親切な人ばかりで人間関係も困ってません。

 

ただ、ただ……

在宅でやってたときとやることはほぼ一緒なんですよ。

外注ライターさんの管理や、外注ライターさんからあがってきた原稿の監修なんかもしますけど、全部家で出来る仕事だよね???????

という疑問がぬぐえないんです。

 

ライターチームがあるものの、基本は社内チャットでのやりとりなので

直接会話することはほとんどありません。

 

会議はあるものの、進捗報告をするのみ。

 

だからこそ、それ在宅じゃダメなの!?ってなってしまうんです。

 

っていうのと、

残業がたまにあるとのことでしたが2週間目からはほぼ毎日でした。

というのも、まずみんな10時に来ない。

ので、必然的にお尻がずれる。

 

私は娘を小学校へ送り出す関係で毎日9時30分には出社していましたが

他の人は10時過ぎからまばらに来る感じ。

 

ライターチームはお互いの原稿を確認しあう作業もしているため

例えばAさんが19時に原稿をあげたらそれをチェックしてから帰らなきゃなんです。

お前それ10時に来てたら18時にあげられただろう……?

と、思うこともしばしば。

 

結果、入社して2週間。

家への帰宅はほぼ21時近くでした。

 

と、いう悩みを上司との面談でしたところ

「帰って大丈夫ですよ!」って言われました。

うそやんwwww

帰っていいの???確認しなくていいの???

 

でも19時に帰る人そもそもいないんだよ……

理由を上司に聞くと、まあみんな出社が遅いからっていうのと

独身の若い人が多いせいか早く帰る必要がないからではないかと分析されました。

 

帰っていいなら

じゃあ帰ろう……とは思いましたが

いざ19時になると帰れる雰囲気じゃないんですよ。やっぱり。

 

母ちゃん、2週間目にして心が折れそうでした。

常駐ライター初日

娘の転入初日が私の勤務開始日。

 

出社初日は、もう右も左もわからない状態でした。

私が勤めるのは恵比寿にあるオフィス。

なんか、東京!!!って感じの高いビルで緊張しまくりでした。

 

派遣なので、事前面談時に一度訪れてるものの

緊張はぬぐえません。

 

で、私の上司になるであろう若い方がお迎えに来てくれて

業務内容の再確認や、備品のことや、社内ルールや、まぁ初日に必要であろうことを教えてくれました。

 

もろもろを終えて、いざ執務室へ。

そこは広いフロアに50人程度の人々がいました。

最初の印象は「みんな若ぇ!!!!」

いや、ほんとに。男女ともに若いんですよ。

 

入る前から、若い人が中心というのは聞いてましたが想像以上にみんな若くて驚きました。

 

同じフロアにコーダーさんやデザイナーさん、プランナーさんなんかがいて

何個かのサイトを作ってる感じです。

 

ライターチームの席に案内してもらって

そこで今日から同じチームになる人を紹介してもらいました。

みんな若い。

何度も言うようだけど、本当に若い。

ちなみに、私の上司に当たる人は25歳だそうな。

 

たまーに同じくらいかなぁ?ていう感じの人を見るけど

本当に若い人が多い会社……

 

やっていけるのか、自分……ってなりました。